中古の電動工具を買取り査定する際、持ち込まれた製品が問題なく稼働するかどうかは、高額で買取ってもらう際の最も重要なポイントとなります。
異音がしないか、振動が多くないかといった点を重点に確認することをおすすめします。
保管場所や環境によっても異なりますが、長い期間使用していなかった電動工具の場合、駆動モーター部分に錆が発生していたり、コードレスタイプのモデルではバッテリーが劣化していたりと思わぬトラブルを抱えている可能性があるため、事前に動作確認をしておく必要があります。

長年愛用したサンダーなどの電動工具を高額で買取ってもらう際のポイントは、綺麗に清掃、整備をした状態にしておくということで、使って汚れたままで買取査定に出した場合、清掃や点検整備など、リサイクルするまでに手間がかかるため、マイナスポイントとなりますので注意が必要です。
また新品未使用・未開封の工具は、そのままの状態で査定をした場合、高価買取をしてもらえる可能性がグンとアップしますので、工具を購入したが使わなかったという方は、是非、早めに査定を受けられることをおすすめします。

購入時に工具が入っていた箱やケースなどをはじめ、取扱説明書や購入店の保証書、レンチなどの付属工具などが揃っているかという点も、高額買取をしてもらう際に気を付けるポイントとなります。
買取店としては、できるだけ手を掛けずに、仕入れた時の状態で販売したいというのが本音で、取扱説明書や付属工具などが揃っていない場合には、店側で新たに購入してコストを掛けるか、訳あり品や欠損品として市況価格よりも安く販売するということになってしまうため、全ての付属品を揃えた状態で査定をされることが大切です。

有名電動工具メーカーの製品かどうかということも高額買取をしてもらえるポイントの一つで、ブランド力のあるメーカーの電動工具は、そうでないものよりも高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。
例えば、電動工具世界シェアNo.1はブラックアンドデッカー社ですが、日本での知名度は思ったほど高くないため、同じ性能や機能を備えている製品の場合、世界シェアNo.2のマキタ社の方が高額買取りしてもらえるということが多々あります。
初めてサンダーなどの電動工具を購入する際には、予算の関係もあると思いますがブランド力のあるメーカーの製品を購入することも意識していた方が良いかも知れません。

一般のリサイクルショップなどでは、査定のために持ち込まれた電動工具の状態を確実に確認できる専門のスタッフを配置しているお店が少ないことと、買取側のストックとなる可能性が高いため、市況価格よりも安い査定金額が提示される可能性が高いです。
その点、工具買取専門店では、工具買取の専門スタッフがいるため、持ち込まれた電動工具の状態や需要、スペック等を徹底確認の上、査定をしてくれますので安心して任せることができます。

買取店側としては、さまざまな電動工具や電材などの単品査定を都度、行うよりも、使わない不要な工具類を複数まとめて一括査定した方が手間が省ける分、高い買取価格を出し易くなります。
また、お客様側としても、お申込みや宅配買取での荷造りなどの煩雑な作業が一度で終わることを考えると、ご自宅に眠っている工具類や電材などを集めて、一括査定に出されることを強くおすすめします。