業務でエアー工具類を使用しているプロの方は、エアーコンプレッサーを頻繁に使用されますが、趣味のDIYで使うだけという方は、1・2回の使用の後、倉庫や物置で眠らせてしまうケースや購入したけど使っていないということがあるかと思います。
使用回数の少ない美品や新品・未開封品については高価買取の可能性が高くなります。また、給油タイプのエアーコンプレッサーの場合、長期保管してしまうとオイルの劣化による不具合なども考えられますので、使用予定のないコンプレッサーは早めに査定へ出されることをおすすめします。

タンクマウント式のエアーコンプレッサーは給油タイプ、オイルレスタイプ共に空気を圧縮する過程で空気中の水分が結露してタンク内部に溜まってしまうため、使用後にタンクのドレンボルトを開けて水分を抜いておく基本的なメンテナンスが必要となり、これを怠るとタンク内部に錆が発生してしまうので、査定金額に影響することがあります。
また、給油タイプの場合、冷却と潤滑のためにオイルが使われていますので、こちらも適量が入っているか、保管状態が悪く劣化していないかなども、査定にも影響するメンテナンス項目となりますので、査定前にはきちんと確認しておくことをおすすめします。

DIYから業務用まで幅広く使用可能なエアーコンプレッサーは、電動工具メーカーであるマキタやHiKOKI（旧日立工機）をはじめ、エアーツールを専門に製造販売しているアネスト岩田や高儀（タカギ）、ハンドツールのSK11（藤原産業）など、数多くのメーカーから販売されていますが、優れた耐久性や十分な圧力性能とタンク容量の為、上記で挙げたメーカー品については、人気が高く買取価格も落ち難いという傾向があります。
また、タンク容量が20L程度までのエアーコンプレッサーであれば、本体重量10～20kg程度のものが多く、持ち運び可能なサイズで設計されているモデルが殆どであるため、電源のある場所であれば、何処ででも作業を行うことができるので人気があります。

エアーコンプレッサーを効率良く稼働させるには、圧縮空気中の水分を取り除くドライヤーをはじめ、機種によっては圧力調整用のレギュレーターやエアーツールと接続するためのエアーホース、複数のツールを接続するためのソケットカプラーなど数多くのオプション品が必要となります。
これらのオプション品の中にはエアーコンプレッサー使用時に必須となるアイテムもあるため、使用頻度が少ない美品や新品・未開封品であれば一緒に査定に出すことで、高価買取の可能性が高くなります。

DIYでエアーコンプレッサーを使用する際、周辺住宅への騒音が気になるという方も多く、以前は駆動音の静かな給油タイプが人気でしたが、最近は給油タイプ・オイルレスタイプ共に、消音装置を標準装備した「静音モデル」の人気が高く、主流になりつつあります。
また、業務で使用していたエアーコンプレッサーを買い替え・更新する際、作業環境改善のために静音モデルを選ぶユーザーも増えていますので、エアーコンプレッサー購入の際は、後々、買取査定に出す可能性を踏まえ、「静音モデル」を選んでおくと高価買取の可能性が高くなります。

コンプレッサーを売りたい！！と考えたときにまず思い浮かぶのがリサイクルショップだと思います。
しかしながら、コンプレッサーは専門的な製品である為、一般のリサイクルショップでは適正な査定・買取が難しく、安く買取されてしまうor 買取を断られてしまうケースが多々あります。
一方、工具買取専門店では、査定のプロが、商品のスペック・状態、市場価格、需要の大きさなどを踏まえて査定を行ってくれ、適正な価格で買い取ってもらうことが可能であるため、コンプレッサーを買取に出すときは、専門店に買取依頼することをおススメします。