シーケンサー（PLC）は、機械設備の心臓部ともなる必須アイテムで常に旺盛な需要があるため、特に新品・未開封品を査定に出した際には、高価買取の期待が持てます。

会社などにストックされていて、使用予定のないシーケンサー（PLC）をお持ちの場合には、そのままの状態で買取査定に出されることを強くおすすめします。

その一方で、一度でも通電・使用したシーケンサー（PLC）については、見た目が綺麗な状態でも内部回路では多少なりとも劣化が始まっており、ツールアップでは基本的には買取対象外となります。

三菱電機やオムロンなど有名メーカーから発売されているシーケンサー（PLC）には、本体や外箱に型式やシリアル番号と一緒に製造年と月が記載されており、いつ製造されたものなのかを簡単に確認することができます。

常に需要のあるシーケンサー（PLC）にも寿命や耐用年数があるため、やはり製造年月日が新しいものほど、高価買取の可能性が高くなります。

またシーケンサー（PLC）の内部には、プログラム保護用の小型バッテリーが搭載されており、新品・未開封品であっても徐々に経年劣化してしまうため、使用予定のないものは製造年月日が新しいうちに早めに買取査定に出されることをおすすめします。

国内シェアNo.1の三菱電機をはじめ、オムロンやシーメンスなど、有名電機メーカーからシーケンーサ（PLC）が発売されていますが、各社製造工程で徹底した品質管理を行っており、過酷な条件下でも故障が少なく長期間に渡って安定した動作が期待できる製品を多く製造しています。

そのため、ユーザーからの評価が高く有名メーカーの製品かどうかも大切な査定要因となります。

買取査定に出される前に、お手持ちのシーケンサー（PLC）が有名メーカーの製品かどうか、確認されておくことをおすすめします。

シーケンサー（PLC）が収納されていた外箱や取扱説明書、購入店の保証書なども大切な査定要因となるため、大きな破損や汚れがないかを確認しておくことが大切です。

特に外箱にはシーケンサー（PLC）の型式や製造年月、シリアル番号などが記載されたシールが貼られており、これが汚れて判別できない場合や無くなっている場合には、新品・未開封品であっても市況価格より低く査定されることがあります。

また、外装が破損している場合には、適切な保管がなされていなかったと判断され、最悪、買取拒否という事態もあり得ますので注意が必要です。

シーケンサー（PLC）には、さまざまなシリーズや種類がありますが、その中でも人気の高いモデルを買取査定に出した場合には高価買取の可能性が高くなります。

例えば三菱電機が製造・販売する「MELSEC-L・Qシリーズ」のような大規模工場で使われるシーケンサー（PLC）の場合、製造機械単体の制御機器というよりも、ロボットなど多数の各FA機器を効率良く管理制御する制御機器としての機能が充実しているモデルとなります。

またFシリーズは小型で、CPUや入出力が一体化されたオールインワンモデルでコストパフォーマンスにも優れていることから、小型の加工機械や搬送システムなどの小規模設備に使われるなど需要の高いモデルとなり、高価買取が期待できます。

使用条件や工場の規模によって、使われるシーケンサー（PLC）も異なるため、お手持ちのお品物が人気モデルかどうかの確認をおすすめします。

三菱電機やシーメンスなど有名メーカーが製造・販売するシーケンサー（PLC）は、定期的に既存モデルのバージョンアップや新機能を搭載した新モデルが発売されています。

ご自宅や会社にシーケンサー（PLC）を長期間保管していて、いざ買取査定に出した場合、新品・未開封品であっても型落ちモデル扱いとなり、低い査定金額が提示される可能性があります。

使用予定のないシーケンサー（PLC）をお持ちの場合には、早めに買取査定に出されることを強くおすすめします。