工具買取、高価買取してくれる専門店の見分け方
工具買取は、明確な査定基準が確立されていないため、お店によって査定金額にばらつきが生じやすい傾向にあります。
どこのお店も「高価買取いたします」と謳ってはいますが、この現実を踏まえ、工具の買取で泣かないために信頼できる専門店(=買取価格が高いお店)を選ぶためのハウツーをお伝えします。
まずは選ぶべきではない専門店を見分けるポイント3点をご紹介します。
目次
選ぶべきではない専門店(1):工具査定の専門家がいない
工具は、商品の状態や種類、メーカー、年式等によって買取価格が決まります。
とはいえ、明確な査定基準が確立されていないため、専門知識を持たないお店に持ち込んだ場合、その工具の価値が適切に評価されない可能性があります。
工具の種類やメーカー毎の査定基準に照らし、商品の状態や型式、購入年、需要の大きさ等も含めて正確に査定するためには、工具に関する専門知識と目利きが不可欠です。
専門家のいないお店では自分の査定に対する不安と再販時のリスクを回避するため、低い査定・買取額を提示する傾向にあります。
選ぶべきではない買取店(2):強い販売力を持っていない
工具の買取価格には、買取店が私たちから工具を買い取った後の再販事情も大きく関わってきます。
買い取られた中古工具は、そのまま自社の店舗やWebサイトで販売したり、卸販売を行ったり、オークションにかけたりと、買取業者によってその再販ルートはさまざまです
買取業者の利益は仕入れ(買取)と販売価格の差額となるため、豊富な再販ルートを確保できているような、販売力がしっかりしている買取店は、自信をもって品物を買い取ることができます。
反対に買取後の再販ルートが限られる、自社販売で工具が在庫余剰になっているなどの事情がある場合、買取価格を安く抑えることでリスクを減らしていくのです。このため、強い販売力や豊富な販売網を持たないお店への持ち込みは避けることをおススメします。
選ぶべきではない買取店(3):競争相手が少ない地域にある
たとえば、首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)、名古屋、大阪などの都市部では、工具の買取店を多く見かけます。
都市部のような競争相手の多い地域では、他のお店にお客様を奪われないよう、お店側も高い査定額を提示する必要があります。
反対に競争相手が少ない場所では、他店とお客様の取り合いをする必要がないため、取引は店側の望み通りになりがちです。ここから売り手にとっては、競合店が多い地域の方がより良い買取条件を引き出しやすい環境といえます。
たとえば、東京、埼玉、千葉、神奈川の「1都3県」であれば、買取店が密集するエリアはいくつもあります。工具を持ち込むなら、こうした密集エリアを狙いましょう。
いかがでしょう?大きく「選ぶべきではない買取店」のポイントを3つ挙げましたが、ほかにも
- 買取数自体が少ないお店は、1点あたりからの利益率を高める必要があるためNG
- カメラやブランド品などのコンシューマー商品の買取が主力の業者は工具の価値には興味がないのでNG
が挙げられます。
次に、工具買取で人気のあるお店の特徴についてまとめます。
人気のある買取店を見分ける4つのポイント
工具の買取で人気のあるお店イコール、高価買取してくれるお店と言えます。実際に工具の買取を利用したことがある人のレビューや口コミもネットで見かけますが、それぞれの買取店の何件ものレビューを確認するのは少し大変です。
そこで、工具を高く買い取れるお店の簡単な見分け方としては、「選ぶべきではない買取店」の逆の条件を備えるお店となります。その条件をまとめてみます。
- 工具査定の専門家が在籍している
- 海外も含め、広い販売ルートを持っている
- 各都道府県で、競合店が密集する地域に店舗を構えている
- 工具の買取実績数が多い
あたりでしょう。
少なくとも上記4つのポイント抑えて取捨選択すれば、大量の買取店の中から、検討に値するお店をかなり絞り込むことができるはずです。
本当に信頼できる業者を選べば、不要な工具を、ちょっとしたお金に換えることができます。
倉庫にしまったままのインパクトレンチやインパクトドライバー、ディスクグラインダーなどもてあましている工具は、人気のある買取店に買い取りしてもらって、新しい工具の購入資金にしたいですね。
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