電線・ケーブル買取の注意点とは?買取店の選び方や売り方のポイント
電線・ケーブルの中でも、特にVVFケーブルやCVケーブルなどはセールスバリューも高く、買取を行っている業者が多くあります。
しかし、電線・ケーブルなどの電材の買取業者にも良し悪しがあり、しっかりとした業者選びをすることが高額査定・買取に繋がる大切なポイントです。数多くある電線・ケーブルの買取業者の中から優良な業者を選ぶためには、事前の下調べが非常に大事になります。
どのような点に注意して、買取業者を選ぶのが良いのか、売り方や電線・ケーブルの買取についてご紹介していきます。
目次
ポイント1. 電線・ケーブル買取業者のここに注目しよう!
電線・ケーブルのように多種多様な種類があり、買取査定においても専門性を必要とする電材の場合には、信頼できる業者を選ぶことが非常に大切です。良い買取業者を見分けるポイントをご紹介していきます。
豊富な買取実績があるかどうか?
持ち込まれた商材の価値を適正に判断するには、豊富な知識やノウハウが必要となります。豊富な買取実績を持つ買取業者には、それだけのノウハウや知識が蓄積されている査定専門のスタッフが常駐していることが多く、安心して買取査定を任せることができます。
買取実績があるかどうかを判断するには、買取業者のウェブサイトを確認したり、口コミを確認するのが一番確実です。豊富な買取実績を持つ業者は、買取した商材や価格などの詳細情報をウェブサイトに掲載していることが多いのも特徴の一つです。
査定方法が安心かどうか
電線・ケーブルは、常に高い需要がある商材なため、査定をおこなうスタッフも買取希望者に対し、誠実な対応をすることが大切です。
例えば、事前査定と実際の買取価格に大きな開きがある場合、依頼者の立場から考えると何故?と疑問が残ります。依頼者が安心して取引ができるように、しっかりとした教育が実施されている業者と取引することが大切です。
査定方法に関しても、相場動向はもちろん、電線・ケーブルのメーカー・種類、商品状態、需要の大きさなど、さまざまな観点で査定してもらえた方が、高額買取に繋がる可能性もあります。
迅速で丁寧な対応をしてくれるかどうか
買取査定に出した際、見積りや質問に対し、迅速で丁寧な対応をしてくれる業者と取引することが大切です。
質問への返信が遅い、返信がないなど対応の悪い業者に買取を依頼すると、支払いも遅くなるのではないかと心配になるのではないでしょうか。
ポイント2. 買取が難しい電線・ケーブルを把握しよう
電材などの買取店でも、全ての電線・ケーブルの買取をおこなっているわけではありません。
下記のような状態の電線・ケーブルは、買取拒否をされることもあるため、しっかりと商材の状態を確認しておくことも大切です。
- 一度でも通電したもの
- コンディションがわからないほど古いもの
- 一部使用済のもの
買取店では、買い取った電線・ケーブルを再販するため、上記のような電線・ケーブルは買取することが難しいケースが多いようです。
一方で、スクラップ業者であれば、買取してもらえる可能性は高いです。というのも、スクラップ業者は、電線の中に含まれている銅のリサイクルを目的として買取をおこなっているため、上記のような状態の電線・ケーブルでも買取が可能というわけです。
買取価格は、中の銅線の銅率(歩留り)や太さ等によって変わりますが、例えば、銅の含有率が少ない「LANケーブル」などの買取価格は低く、銅の含有率が多い「CVTケーブル」「CVケーブル」「IVケーブル」「VVFケーブル」などの買取価格は比較的高くなる傾向があります。
ポイント3. 買取価格が下がってしまうケースを理解しよう
電線・ケーブルの買取で金額が下がることはあるのでしょうか。基本的に電線・ケーブルの種類に応じた相場がわかっていれば買取価格が大きく変動することはありません。
しかし気をつけるべきポイントがあります。とくに主要メーカー以外のものを扱うときは、自分が想定していた価格よりも低くなってしまう可能性があります。
例えば、VVFケーブルの主要メーカーとしては、「富士電線工業」「矢崎エナジーシステム」「住電日立ケーブル」「愛知電線」「弥栄電線」などがあります。
これら主要メーカーのVVFケーブルは、需要の高さから換金率が下がりにくく、買取市場においても高値で取引されています。高く売れるメーカーを探す場合、換金率にフォーカスすると、良し悪しが見抜けるでしょう。
ただし、実際の買取額は持ち込んだ品のコンディションで変わるのでご注意ください。日頃から取り扱いや保管方法に気を配り、できるだけ良いコンディションを維持すると、より高く売れる可能性があります。
ポイント4.最適な売り時を見極めよう
ケーブルの主要素材は電気銅であるため、価格は銅相場の変動に大きく左右されます。ケーブルの価格に即時に反映されるわけではありませんが、銅ベースを基準にケーブル価格の水準が決まります。
そのため、ケーブルが高く売れるときもあれば、安くなってしまうこともあります。ケーブルの買取は、時期を見極めて慎重に判断すべきだと言えるでしょう。
ただ、一口に電線・ケーブルと言っても、様々な種類があり、「銅ベースの影響を受けやすいもの」と「影響を受けにくいもの」があるため、お持ちのケーブルの種類と今後の相場を見極めながら、最適なタイミングでケーブルを売ることが高価買取のポイントとなります。
優良な業者を選んで安心できる取引をしよう
- 迅速・丁寧で実績のある業者を選ぶ
- 業者によっては買取ができない電線・ケーブルがある
- 主要メーカー以外のものは買取金額が下がる場合がある
- 本人確認書類を持参して正しい取引をする
電線・ケーブル買取では、信用できる買取点との取引が重要です。
「ツールアップ」では、専門知識を有したスタッフがお客様の電線・ケーブルを適切に査定することで、ご希望にできるだけ沿った買取価格を実現いたします。
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