近年の電材の値上げ・価格改定による買取相場への影響とは?
ここ最近繰り返される各電材メーカーの価格改定が話題となっています。この動きが電材の買取市場にどんな影響を与えるか、気になるところかと思います。そこで今回は、昨今の価格改定を踏まえながら電材の買取市場の動向などをご紹介します。
2022年に行われた各種電材メーカーの値上げ
2022年、多くの電材メーカーが価格改定を行い、全体的に販売価格が値上げされました。
まずは主要な電材メーカーの値上げ状況を確認していきましょう。
電材の値上げ状況について
2022年10月、主要な電材メーカーであるパナソニックが商品の価格改定を行い、値上げを実施しました。今回の価格改定では、ほぼ全ての電材を対象に約5~120%ほど値上がりしています。
金属製材料などの原材料高騰と物流コスト増が主な値上げ要因とされていますが、電材販売業者は半導体が使用されている商品の値段の上昇率がとりわけ高くなっていることを指摘しています。パナソニックに追随する形で、競合する東芝ライテックや三菱電機でも同様に値上げが実施されています。
また、電気工事関係者からは価格上昇だけでなく、複数商品の入手が困難になっているとの声も聞かれます。
電材の販売価格が改定されても、すぐに買取市場が大きく変動するとは限りません。ただ、一部電材は在庫が品薄状態で、需要に供給が追いついていない状態であることから、市場相場への影響は大きいと見られています。
電材の値上げによる買取市場への影響は?
現在、電材の買取市場は右肩上がりの状態です。新型コロナウイルスが感染拡大する以前より勢いがあり、今回の価格改定も無関係ではないとされています。
買取相場で価格が上がっている電材は、配線器具や漏電ブレーカ、分電盤、誘導灯、インバーター、VVFケーブルなどです。価格上昇の主な理由としては、堅調な荷動きや在庫の品薄状態が指摘されています。
いまは半導体需要の急激な増加の影響で、半導体が使用されている電材の品薄状態が続いています。昨今の流通事情をふまえると、しばらくは品薄状態の電材を中心に相場価格が上がり続けると予想されます。
電材は時代に大きく左右されにくく、常に安定した需要があります。「ツールアップ」では電材買取を大いに歓迎しています。不要な電材をお持ちの場合、ぜひ一度、当店にお問い合わせください。
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